毛嚢炎(もうのうえん)ってなに?
毛嚢炎とは、毛が作られている場所「毛嚢」に
バイキンが入って、炎症を起こすこと。
毛嚢炎になるとどうなるの?
ニキビのように赤くプクっと腫れたり、
ブツブツができたり、
膿んで黄色いウミがたまったりします。
痛みはない場合がほとんどですが、
ひどいと、痛みがでたり、
おできのようになってしまうことも!
「毛抜き」で招く悲劇!
毛嚢炎ができる原因になりやすいのが、
「毛抜き」でのムダ毛処理。
毛を引っ張って抜くことで、
毛根が傷ついて、
そこにバイキンがIN!!
特に湿っている場所は特に炎症を起こしやすくて、
ワキ・太もも・お尻・首後ろなどによくできます。
せっかく毛抜きできれいにムダ毛処理したつもりが、
実は、バイキンが毛穴に入って、
結果、赤く全面的にブツブツだらけの悲劇を招くのです。
毛抜きの自己処理は、危険がいっぱい。なんですね。
毛嚢炎になってしまったら
数が少ない場合は自然になおります。
次から次へとたくさんできてしまったり、
痛みがあったりおできのようになってしまった場合は、
皮膚科を受診しましょう。
抗菌薬(化膿止めの薬)を3〜4日内服するようにしましょう。
毛嚢炎にならないために!
まずは、毛抜きでの自己処理はやめて、
シェーバーなどにかえましょう。
また、シェーバーなども使ったらちゃんと洗って、
肌を清潔にすること!
汗のかきやすい場所や、いつも衣服でうけやすい首筋や
太ももは、マメに汗をふいたり、
入浴の時にはしっかり洗うようにこころがけましょう。
まとめ
毛抜きは自己処理の中でも、
毛が目立たなくなるから。と、使っている人も多いけど、
実は、毛嚢炎も引き起こしやすいんですね。
毛がなくなってもブツブツができたら本末転倒。
毛嚢炎にならないようにスキンケアをしっかりしましょう。